福島県は、熊本県に次いで全国で2番目に馬の畜頭数が多い県(2012年・農林水産省調べ)です。その福島県の会津盆地で、HACCP(食品の安全に特化した管理の方法)にのっとった馬肉加工工場から、私たちはこだわり抜いた国産馬肉を仕入れて、お客様にお届けしています。
馬は、豚や牛よりも体温が高く「虫が寄生する心配がない」という特長を持っています。また、馬は非常にデリケートな生き物で、過剰な添加物やホルモンの投与を受け付けません。そのため、馬肉はナチュラルでとても安全です。
馬そのものが安全だから、馬肉は生でも食べられるわけです。もちろん火を通してもおいしく、口に入れた瞬間に広がる甘みと独特の旨みが楽しめます。 生でも火を通しても食べられる点は、馬肉の特長の一つです。
馬肉は、脂身がとても少ないです。馬肉の脂肪分は、牛肉の1/5程度しかありません。カロリーは牛肉の1/3程度と、大変低カロリーです。
さらに、馬肉には老化防止に役立つとされるビタミンEや、新陳代謝を高めるビタミンB群も豊富に含まれています。「馬肉を食べると血液の循環が活発になり、疲労回復の効果が期待できる」と言われている理由が、そこにあります。また、馬肉は「疲れにくくなる」「瞬発力がつく」とされるグリコーゲンも豊富です。他にも、鉄分やビタミンB12を多く含むことから「貧血予防の効果が期待できる」とも言われています。
上記のことから、馬肉は美容と健康を気にする女性にも、大変お勧めなお肉です。
馬肉は、ペット用のお肉としても人気です。理由は、馬肉の甘みにあります。馬肉の甘みの正体は「グリコーゲン」です。このグリコーゲンが、馬肉には一般的なお肉の3~5倍も含まれています。そして馬肉のこの甘みが、ペット食にも適していると言われています。またグリコーゲンは体内でブドウ糖に変化し、エネルギー源となるため、とても貴重な成分です。
※ただし、ミネラル分を多く含むので、尿管結石になりやすい体質のペットには向きません。
馬肉は、牛と同じようにたくさんの部位があります。そして、馬肉の各部位にもそれぞれ特徴があります。部位の特徴を知っておくと、通販でお取り寄せをする際に選びやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
【タン】
タンは、1トン近い体重の馬から、1kg~1.5kgしか取れない超希少部位です。少し歯ごたえのある肉質が特徴です。
お勧めの食べ方
焼肉、燻製
【ホホ肉】
ホホ肉は、煮込み料理に最適な部位です。
お勧めの食べ方
煮込み、チャーシュー
【こうね脂】
こうね脂は、馬のたてがみの下の部分にあります。別名「たてがみ」とも呼ぶ部位です。コリコリとした食感に特徴があります。
お勧めの食べ方
刺身
【カタロース】
カタロースは、とてもきめ細やかで、やわらかい肉質が特徴の部位です。霜降りの質も良く、肉色も鮮やかで肉そのものに甘みがあります。
お勧めの食べ方
すき焼き
【ロース】
ロースは、肉質がやわらかく、煮込み料理に良く合う部位です。生で食べる食べ方もお勧めでききます。部位としては上級です。
お勧めの食べ方
すき焼き、しゃぶしゃぶ、馬刺しなど上級部位
【かた肉】
かた肉は、キメが粗く、かたい肉質の部位です。ごくまれに、馬刺しとして使います。主に煮込み料理で使う部位です。
お勧めの食べ方
すき焼き、馬刺し
【バラ】
バラは、馬刺しの中でも「一番おいしい」とされる部位です。肉質のやわらかさには、とても素晴らしいものがあります。
お勧めの食べ方
焼肉、すき焼き、バラ刺し
【モモ】
モモは、脂肪が少なく、肉質が淡泊でやわらかい部位です。馬刺しとして最も多く取られる部位です。
お勧めの食べ方
馬刺し
【スネ】
スネは、脂は多く肉質がかたい部位です。長時間煮ることでコラーゲンが出て、やわらかくなる特徴があります。煮込み料理か、ひき肉にして使うことが多い部位です。
お勧めの食べ方
煮込み、チャーシュー
【ヒレ】
ヒレは、馬肉の中で一番やわらかい部位です。馬刺し、ステーキとして食べると特においしいです。
お勧めの食べ方
ステーキ、馬刺し(1頭からわずかしかとれません)
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私たち肉の川合では、福島県の会津盆地でHACCPにのっとった、馬肉加工工場の「株式会社会津畜産」から、こだわり抜いた国産馬肉を仕入れています。
「株式会社会津畜産」では、国産のおいしい馬肉を安心して召し上がっていただけるように、徹底した衛生管理のもと、赤身でおいしい国産馬肉を送り出しています。
※安全について※
当店の馬刺しは、納入先の「株式会社会津畜産」で厚生労働省の定める生食用食肉などの衛生基準に適合した工場で加工を行っています。